2013年10月10日木曜日

今の子どもたちの環境について

今日は、今の子どもが置かれている環境について
お話したいと思います。

とてつもなくハッピーな「天才」を育てるために、
まずは、今子どもたちがどういう世界で生きているかということを
理解することから…

明らかに、今のこどもたちが生きている環境は、
私たち世代が育ってきた環境とは違うでしょう。

おじいちゃん、おばあちゃん世代、
ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん世代なんて、
もう今の子どもたちが置かれている状況を想像することすら
難しいかもしれません。

まずは日々口にする食べ物の問題。

24時間営業をしているコンビニエンスストア、スーパーでは、
いつでもどんな食べ物でも買うことができます。

共働きの家庭が増え、レトルト食品、冷凍食品、お惣菜などが
毎日のように食卓に並ぶようにもなりました。

「おふくろの味」
なんていうものの存在も薄れつつあります。

そんな中で、子どもたちは季節の食べ物を
知っているのでしょうか?

例えば、今の季節は秋刀魚やきのこがおいしいこと。
野菜がどのように作られているか、
スーパーではきれいに洗われて並んでいますが、
本当は土の中で育ったこと、などそんなことのあれこれ。

私たちは、自分の体に入る食べ物が、
どのようにして育てられたのかをあまりに知りません。

例えば、きれいな形、色つやをした野菜、果物が、
虫を寄せ付けない農薬まみれだってこと。

いつまで経っても赤みを帯びているお肉が、
着色料でつけられているものだってこと。

無防備に口にするコンビニエンスストアで買った
おにぎりの成分を見たことはありますか?


そこにはごはんとのりと梅干しだけではなく、見たこともないような、
なんだかよくわからないものがたくさん入っています。

それはそうです。
普通にごはんに梅干しを入れて握ったおにぎりを
作ってみればわかることです。
あんなに風に、腐ることなく
いつまでもきれいな状態で存在することが
とても不思議なことに気づくでしょう。

でも、今や、それらが入っていないものを口にすることは、
自分で作り出さない限り、
難しいことかもしれません。

こんな添加物まみれのものを長い年月食べ続けていたら、
一体この体はどうなってしまうのでしょう。

アレルギー、喘息、偏頭痛、神経障害、ガン、出生異常、不妊症、パーキンソン病…
これらの病気は、
こういった農薬や化学物質、食品添加物に関係していると言われています。

体を作る源は、日々口にしている食べ物です。
私たちは、命と引き換えに食べ物をいただいています。

人の手で丁寧に作られたもの、
これは、お腹だけではなく、心をも満たしてくれます。

そんなことを自覚している人があまりにも少ないように思います。

ましてや、乳幼児や子どもは、
体重に対しての食事の摂取量が多いので、
農薬、化学物質、食品添加物からの毒素の影響を大人よりも大きく受けます。

自分の意思で食べ物を口にすることのできない子どもの命を預かる親として、
しっかりと責任を持つべきだと、そんな風に思います。

まずは、そこから…
難しいことなんていらないのです。
たいそうなものじゃなくたっていいのです。

おにぎりも、サンドイッチも、ペットボトルのお茶も…
買ってしまえば簡単なことだけど、
少しの手間を惜しまない人でありたいと思います。

お母さんが握ってくれたおにぎりは、たとえ塩味だけだったとしても、
子どもにとっては美味しいはずだから。
それは、心まで温かくなるような…

近藤崇


画像はお借りしました。

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