2013年12月12日木曜日

太陽の香り

















今、いただいたリンゴが机の上にあり、
とってもとってもいい香りがします。
しあわせな香りです。

「香り」というのは、
記憶を呼び起こしたり、
安心させたり、
気分を高揚させたりと、人の心にさまざまな影響を与えるそうです。

確かに、香りってそういうのあるなぁと思います。
ふとした香りで、
急にその当時のことを思い出して懐かしくなったり…
そういうことってありませんか?


自然界にある「香り」には、それぞれ意味があるのだそうです。
例えば、植物の放つ香りは、
昆虫や動物を誘ったり避けたりするのに使われ、
よい香りの代表とも言えるバラの匂いの主な成分は、
強い花を咲かせるために必要な強い殺菌力を兼ね備えていると言ったように…

さて、香りのお話から…
私は家づくりに携わる上で、
太陽の香りがする家ってとてもステキだと思っています。
そして、それが子どもにはもちろん、大人にとってもとてもいいものだとも。

「太陽の香り」と聞いてみなさんどんな香りを思い浮かべますか?
青空がきれいな夏のあの香り?
みどりの濃い山々の香り?
碧々とした海?
太陽の下で干されたお布団や枕?
からっと乾いた洗濯物?

私は太陽の日差しをいっぱい浴びたお布団と枕に顔を埋めたときに、
太陽の香りを感じます。

何とも心地よく、しあわせな気持ちになり、ほっと安眠できる気がします。

夏の日を思い出す香りも、
山々を歩いたときに感じた香りも、
海で楽しい時間を過ごした時を思い出す香りも、
いつもそのとき太陽がさんさんと光り輝いているから、
イコール太陽の香りと感じるのかなぁ?とも。


実際に、この太陽の香りと言われるものからは、
アルファ波という脳波の周期が一定のリズムとなり、
リラックスに近い状態になれるという実験データがあるそうです。
アルファ波というのは四種類ある脳波のうちの一つで、
瞑想したり集中したりすると出る脳波で、
リラックス状態のときにはその周期は一定のリズムで変動するそうです。


今日は少し長くなってしまったので、
「太陽の香りがする家」って、どういう家かは、また明日お話します!


近藤崇


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