毎年お誕生日を楽しみにしている彼は、
今年は、
「ボク、お誕生日にパパと同じ靴が欲しいなぁ。」
と言いました。
今度時間をとって、
いっしょにその靴を売っているお店に行き、
実際に履いてみて、
どれがいいか、自分の納得いくものを選び、
その気に入った靴をプレゼントしてあげようと思っています。
今の時代は、インターネットでポチっとすれば、
何でもモノが買える時代です。
もちろん、忙しい人にとってはとても便利です。
でも、なんだかとても味気ないように思うのです。
例えば今回のこと。
いっしょに買いに行くという出来事は、
彼のお誕生日のまた一つ思い出になります。
その靴を履く度に、いっしょに買いに行った楽しい思い出が蘇ることでしょう。
私自身がそうだったように。
モノは、そうやって命が吹き込まれるように思います。
私たちの身の回りは、たくさんのモノに囲まれていますが、
こんな風に一つ一つのモノにそんな愛しい思い出があれば、
そのモノをとても大事にし、
簡単に捨ててしまうことなどできなくなると思います。
忙しい毎日ですが、
こんな風に、
丁寧に、
子どもたちに伝えていきたいと思っています。
大切にしていきたい一つの行事です。
近藤崇
近藤崇
0 件のコメント:
コメントを投稿