2013年11月11日月曜日

やりたいという気持ち














子どもといっしょにクッキーを作りました。 
妹が風邪を引いているので見舞いにしようと。


なかしましほさんのレシピのクッキーです。 
本を見せて好きなのいいよと言ったら、きなこのクッキーを選びました。


材料は小麦粉、きなこ、きび砂糖、菜種油。 
シンプルなところが気に入っています。


粉を混ぜて、丸く型をとって、焼くだけ。 
爪楊枝で顔を書いてました。


子どもとのこういう時間をとても大切にしています。

自分からやりたいという気持ち。
誰かのために作ってプレゼントしてあげたいという気持ち。
どんなクッキーにしようかワクワクしながら作る気持ち。

先日こんなことを知りました。


幼いうちから面白くもない勉強を強制され、
ペーパーテストの世界にさらされた子どもたちは、
きわめていびつで「生きる力」の乏しい大人に育っていく。



これは、「人間性教育学」の系譜に属する偉大な教育者達が
みな、口を揃えて言っていることであると。


小さい頃から英語ができる、計算ができる、文字が読める、
そんなことは、人間形成にほとんど意味をなさない。


むしろ、徹底的に遊び尽くして満足した子どもは、
必ず学習意欲が高まるときがくる。


そのときに、自ら学ぶと、通常の数十倍の効率で学習するのだそう。


小さい頃は、そんな知識を得ることにやっきになってはいけない。
むしろ、その時間を、遊びと創造に道を譲るべきだと。


人間は、それぞれの時期にふさわしい能力を、
ひとつひとつレンガを積むように取得していくのが自然である。



私もそう思います。
知識を詰め込んだり、無理矢理興味のないことを教えて覚えさせたり…

苦痛以外の何者でもない。

大人である自分がそうだ。
好きなことには夢中になれる。
そのときこそ、本来の力が発揮できるというものだ。


子どもたちにも、そうであってほしいと思うから、
例えばこんな風にやりたいと思うことを
のびのびやらせてあげたいと思う。


長くなってしまったので、続きはまた明日。


近藤崇

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